MEラボンは、顔にも体にも使える家庭用の美容機器として知られていますが、使い方を少し間違えると、刺激が強く感じたり、思ったより続けにくくなったりします。とくに迷いやすいのは、化粧水やジェルをどれくらい使うか、FACEやBODYなどのモードをどう選ぶか、毎日使ってよいのかという点です。
この記事では、MEラボンの基本的な使い方を、顔・体・仕上げの流れに分けて整理します。初めて使う人でも、自分の肌状態や使う部位に合わせて、無理なく続けやすい方法を判断できるようにまとめました。
meラボン使い方は水分と弱め設定が基本
MEラボンの使い方で最初に押さえたいのは、肌に水分をしっかりのせた状態で、弱いレベルから始めることです。MEラボンは、RF、EP、EMS、LED、COOLなどの機能を組み合わせて使う美容機器なので、乾いた肌に当てるよりも、化粧水や水溶性ジェルを使ったほうが動かしやすくなります。とくにEMSの刺激は肌の水分量や当て方で感じ方が変わるため、最初から強くしないことが大切です。
顔に使う場合は、洗顔後の清潔な肌に化粧水や美容液をたっぷりなじませ、機器を同じ場所に止めずにゆっくり動かします。頬やフェイスラインは使いやすい部位ですが、目のまわり、まぶた、のど、傷や赤みがある場所は避けたほうが安心です。体に使う場合も、腕、脚、お腹まわりなどの広い部位に水分を足しながら、すべらせるように使うのが基本です。
最初はレベル1から試す
MEラボンを初めて使う日は、物足りなく感じてもレベル1から始めるのがおすすめです。EMSの刺激は人によってかなり差があり、同じレベルでも頬では平気なのにフェイスラインではピリピリしやすいことがあります。肌が乾いている日、睡眠不足の日、洗顔後に少し赤みが出ている日は、いつもより刺激を感じやすいこともあります。
最初からレベルを上げると、心地よさよりも違和感が気になり、続けにくくなる場合があります。まずは短めの時間で顔の片側やフェイスラインだけ試し、赤み、ヒリつき、かゆみが出ないかを確認しましょう。問題がなければ、次回以降に少しずつ使用範囲やレベルを調整すると、肌の様子を見ながら取り入れやすくなります。
化粧水やジェルは多めに使う
MEラボンを使うときは、化粧水、美容液、水溶性ジェルなどを肌に十分なじませてから当てます。量が少ないとヘッドのすべりが悪くなり、摩擦を感じやすくなります。また、EMSの刺激が一点に集中したように感じることもあるため、途中で乾いてきたら化粧水やジェルを足すと使いやすくなります。
一方で、オイル成分が多い化粧品は避けたほうが無難です。オイルは水分系の化粧品よりも機器との相性が分かれやすく、すべりはよくてもEMSやEPの使用感が安定しにくい場合があります。手持ちのスキンケアを使うなら、油分の多いクリームよりも、さらっとした化粧水、保湿美容液、水溶性ジェルを選ぶと扱いやすいです。
| 使うもの | 向いている場面 | 注意点 |
|---|---|---|
| 化粧水 | 顔全体を軽くケアしたいとき | 乾きやすいので途中で足す |
| 水溶性ジェル | ヘッドをなめらかに動かしたいとき | 厚く塗りすぎず均一に広げる |
| 美容液 | 保湿ケアと一緒に使いたいとき | 油分が多いタイプは避ける |
| クリームやオイル | 使用後の保湿仕上げ | 機器を当てる前には使わない |
使う前に確認したいこと
MEラボンを使う前には、肌の状態、使用する部位、身につけているものを確認します。美顔器は毎日のスキンケアに近い感覚で使えますが、電気刺激や温感をともなうため、体調や肌の状態に合わせることが大切です。とくに顔は赤みや乾燥が出やすい日があるため、いつもと違う刺激を感じる日は無理に使わないほうが続けやすくなります。
使用前は、メイク、汗、皮脂を落とし、肌を清潔にしておきます。ピアス、ネックレス、指輪などのアクセサリーも外しておくと安心です。ヘッド部分に汚れや水滴が残っていないかも確認しましょう。生活防水仕様のモデルでも、水洗いやシャワーを直接かける使い方は避ける必要があります。
使わないほうがよい状態
肌に赤み、かゆみ、湿疹、傷、日焼け直後のほてりがあるときは、MEラボンの使用を控えたほうがよいです。美容機器はスキンケアの延長として使いやすい一方で、肌が弱っているときに刺激を重ねると、違和感が長引くことがあります。ニキビがある場合も、炎症している部分に直接当てるのではなく、周辺を避けて使うほうが安全です。
また、金属アレルギーがある人、医療機器を使用している人、妊娠中の人、通院中で肌や体への刺激を制限されている人は、自己判断で使う前に取扱説明書や専門家の案内を確認してください。家庭用美容機器は手軽に見えますが、EMSやRFの刺激を使う以上、誰にでも同じ条件で向くとは限りません。
使う部位を決めておく
MEラボンは顔にも体にも使えるモデルがありますが、顔と体では動かし方や感じ方が変わります。顔は頬、フェイスライン、口元まわりなど、比較的動かしやすい場所から始めるとよいです。目元、まぶた、唇、のどぼとけ付近、粘膜に近い場所は避け、ヘッドを肌に軽く当てる程度にします。
体に使う場合は、太もも、二の腕、お腹まわりなど、面積の広い部分から始めると動かしやすいです。骨に近い場所や皮膚が薄い場所は刺激を感じやすいため、レベルを下げたり、使用時間を短くしたりして調整します。今日は顔、明日は脚のように一度に欲張らず、部位を分けると肌への負担も管理しやすくなります。
顔に使う基本の流れ
顔に使うときは、洗顔、化粧水やジェル、モード選択、ゆっくり動かす、仕上げの保湿という順番で進めます。MEラボンは、ただ肌に当てるだけでなく、水分を足しながら一定のリズムで動かすことが大切です。強く押し当てる必要はなく、肌の上をなでるように動かすほうが摩擦を抑えやすくなります。
FACEモードやRF・EP系のモードは、顔の保湿ケアやハリ感のケアを意識したいときに使いやすいモードです。EMSが苦手な人は、刺激の感じ方が穏やかなモードから試すと安心です。使い始めは、顔全体を長く当てるよりも、頬とフェイスラインを中心に短めに使って、翌日の肌の様子を見ると判断しやすくなります。
洗顔後に水分をのせる
顔に使う前は、メイクや日焼け止めを落として、洗顔後の清潔な状態にします。肌に汚れが残ったまま使うと、ヘッドのすべりが悪くなるだけでなく、皮脂やメイク汚れを広げてしまうことがあります。タオルで水気を軽く押さえたら、化粧水や水溶性ジェルを多めに広げ、乾きやすい頬や口元にも均一になじませます。
このとき、化粧水だけで足りない場合は、途中で追加できるように手元に置いておくと便利です。MEラボンを当てているうちに肌表面が乾くと、ヘッドが引っかかりやすくなり、刺激も強く感じることがあります。すべりが悪くなったら我慢せず、いったん止めて水分を足すのが失敗しにくい使い方です。
下から上へゆっくり動かす
顔に当てるときは、フェイスラインから頬、口元からこめかみ方向など、下から上へゆっくり動かすイメージで使います。強く引き上げる必要はなく、ヘッドが肌に密着する程度で十分です。同じ場所に長く止めると熱感や刺激を感じやすくなるため、常に少しずつ動かしながら使いましょう。
左右差が気になる人は、片側だけ長く使うのではなく、右頬、左頬、フェイスラインのように時間を分けるとバランスが取りやすいです。口元や小鼻まわりは凹凸があり、ヘッドが当たりにくいことがあります。無理に押し込まず、当てやすい角度に変えながら、肌に負担がかからない範囲で使うのがコツです。
体に使うときの進め方
体に使うときも、基本は顔と同じで、清潔な肌に水分をのせてから使います。ただし、体は顔より面積が広いため、化粧水よりも水溶性ジェルのほうがすべりを保ちやすい場合があります。二の腕、太もも、お腹まわりなどは乾きやすいので、途中で水分を足しながら動かすと使いやすくなります。
BODYモードがあるモデルでは、顔用よりも体の広い部位に使いやすい出力になっていることがあります。とはいえ、最初は必ず弱めから始めるのが安心です。太ももやお腹は平気でも、膝まわり、鎖骨付近、手首付近などは刺激を感じやすいことがあるため、骨に近い場所は短時間にとどめましょう。
| 部位 | 使い方の目安 | 気をつけたい点 |
|---|---|---|
| 頬 | 内側から外側へゆっくり動かす | 乾いたら化粧水を足す |
| フェイスライン | あご先から耳下へ流すように動かす | のど付近には当てない |
| 二の腕 | 広い面をなでるように動かす | 強く押し当てない |
| 太もも | ジェルを使い広めに動かす | 同じ場所に止めない |
| お腹まわり | 低レベルで短めに試す | 違和感があれば中止する |
広い部位はジェルが便利
体に使う場合、化粧水だけではすぐ乾いてしまうことがあります。とくに太ももや二の腕のように面積が広い部位では、水溶性ジェルを薄く広げるとヘッドを動かしやすくなります。ジェルは厚く塗ればよいわけではなく、肌表面がしっとりして、ヘッドが引っかからない程度で十分です。
途中でジェルが乾いたら、同じ場所をこすり続けるのではなく、少量を足してから再開します。摩擦が増えると、使用後に肌が赤く見えたり、かゆみを感じたりすることがあります。とくに入浴後は肌が温まって刺激を感じやすいことがあるため、最初は短めに使い、肌の反応を見ながら調整しましょう。
顔と体を同日にやりすぎない
MEラボンを使い始めたばかりの時期は、顔も体もまとめて長時間使いたくなるかもしれません。しかし、最初から広い範囲に使うと、どの部位で刺激が出たのか判断しにくくなります。まずは顔だけ、または体の一部だけにして、翌日の赤みや乾燥の出方を見てから範囲を広げるほうが安心です。
週に2〜3回を目安にすると、スキンケアの習慣としても続けやすくなります。毎日使える場合でも、肌の調子を見ながら調整することが大切です。乾燥が強い日、ピーリングやレチノール系のケアをした日、日焼けした日は、MEラボンを休む選択も取り入れると、無理のない使い方になります。
失敗しやすい使い方と調整
MEラボンで失敗しやすいのは、乾いた肌に当てる、強いレベルで始める、同じ場所に止める、使用後の保湿を省くという使い方です。どれも小さなことに見えますが、使用感や続けやすさに大きく関わります。美顔器は一回で無理に変化を狙うものではなく、肌の状態に合わせて少しずつ続けるほうが満足度につながりやすいです。
また、使用後に赤みやピリつきが出たときは、すぐに次回のレベルを上げないことが大切です。赤みがすぐ引く場合でも、次回は使用時間を短くし、化粧水やジェルの量を増やして様子を見ましょう。ヒリつきが続く、かゆみが出る、湿疹のように見える場合は、使用を中止して肌を休ませる必要があります。
乾いた肌に当てない
MEラボンは、肌に水分がある状態で使うことを前提に考えると扱いやすいです。乾いた肌にそのまま当てると、ヘッドがスムーズに動かず、摩擦や刺激を感じやすくなります。顔の場合は化粧水、体の場合は水溶性ジェルを使い、途中で乾いてきたら足すという流れを習慣にするとよいです。
とくに冬場やエアコンの効いた部屋では、化粧水が思ったより早く乾きます。最初に多めに塗ったから大丈夫と考えず、ヘッドのすべりを確認しながら使いましょう。すべりが悪いまま続けるより、一度手を止めて水分を足すほうが、肌への負担を抑えやすくなります。
使用後は保湿で仕上げる
MEラボンを使った後は、肌表面に残ったジェルや化粧水を軽くなじませ、必要に応じて乳液やクリームで保湿します。使用前には油分の多いものを避けたほうがよいですが、使用後の保湿として乳液やクリームを使うのは自然な流れです。顔なら頬や口元、体なら二の腕やすねなど、乾きやすい場所を中心に仕上げるとよいです。
COOLモードがあるモデルなら、使用後の仕上げとして取り入れると、温感ケアのあとに肌を落ち着かせやすくなります。ただし、冷たさが心地よくても同じ場所に長く当て続ける必要はありません。最後は肌の水分と油分を補い、当日は強いピーリングや刺激の強いスキンケアを重ねすぎないようにしましょう。
- 最初はレベル1で短めに使う
- 化粧水や水溶性ジェルを途中で足す
- 同じ場所に止めずゆっくり動かす
- 赤みやヒリつきがある日は休む
- 使用後は乳液やクリームで保湿する
自分に合う使い方を続ける
MEラボンは、正しい順番を一度覚えれば、スキンケアの中に取り入れやすい美容機器です。まずは週に2〜3回、顔だけ、または体の一部だけから始め、化粧水や水溶性ジェルを多めに使って低レベルで試しましょう。慣れてきたら、FACE、BODY、COOLなどのモードを目的に合わせて使い分けると、自分の生活リズムに合った使い方が見えてきます。
迷ったときは、強く長く使うよりも、弱めで気持ちよく続けられるかを基準にしてください。肌が乾いている日や刺激を感じやすい日は休み、調子がよい日に短時間で使うほうが続けやすいです。使用後の保湿、ヘッドの拭き取り、保管場所の確認まで含めて習慣にすると、MEラボンを無理なく活用できます。
購入直後は、最初に取扱説明書で使用できない部位、使用時間、充電方法、防水範囲を確認しましょう。そのうえで、今日は頬だけ、次回はフェイスライン、慣れたら体の一部というように段階を分けると、自分の肌に合う使い方を見つけやすくなります。刺激や違和感があるときは中止し、心地よく使える範囲を優先することが、長く続けるためのいちばん現実的な方法です。
